事実と幻を見極めるセンスを持つ◎他人は私達を傷付けることも馬鹿にすることも出来ない①
傷付けられた！
ナメられた！
馬鹿にされた！
そんな日もあるだろうけど
実際にはそれらは全て幻。
この世は幻。
他人が私達を傷付けることも
他人が私達をナメることも
他人が私達を馬鹿にすることも
本来は出来やしない。
それは幻。
事実はただ、
他の可能性が考えられないという事実はただ、
「そう感じて私は【悲しかった】」というところだけ。
事実は自分が確かに感じた【悲しかった】
ただそれだけ。以上。
事実と幻を一緒くたにしてしまうと
たちまち舵取りを失う。
ナメられた！と感じて
ナメられまい！と身構えても、
それは幼稚な諸刃の剣でしかない。
「ナメられたと感じて悲しかった」なら
「傷付けられたと感じて悲しかった」なら
【その悲しさを自らと共有しきってから】
「では【自分は自分としてどう在りたいのか】」
を問う。
他人も、外界も関係なく
ただ自分の中でだけ淡々と行う
事実の見極め/自覚と許容/そして選択。
=感じたことの見極め/今の自分についての自覚と赦し
そして
真っさらな眼で在りたい自分像の選択。
確かなものは
揺るぎない事実は
それぞれの内に生まれた【感】だけで
そしてそれは誰とも完全な共有は出来ないもの。
誰とも完全に共有出来ない自分だけの宝であり
誰とも完全に共有出来ない自分だけの孤独でもある。
誰とも完全に共有出来ないからこそ
自分が責任を持って観ないと掴めないし理解出来ない。
自分の中で自分一人だけでやる
自分の宝とそれ以外の選別。
ナメられたくない！
傷付けられたくない！
もうそんなことを許してなるものか！と
本当に剣を振り回すのが自分の望みだろうか？
それを真っさらに問う。
真っさらな真っさらな真っさらな自分で問う。
もう二度と悲しくなりたくないから剣を振り回すのか
もう二度と悲しくなりたくないから花を差し出すのか
もう二度と悲しくなりたくないから逃げ出すのか
自分のスタンスだけはいつだって選べる。
自分の選択だけはいつだって自分が選べる。
選ばされることもあり得ない。
そして
そのスタンスを「本当の自分のそれ」と見誤った時には
人生はやっぱりアラームを鳴らして来るだろう。
事実と幻を見極めるセンスを持つ。
一緒くたにしない。
誰も私達を傷付けることも
ナメることも出来やしない。
常に
「真には何が起こったのか」を見極めるセンスの研磨と
信頼と疑いを両方持つ姿勢を自分自身に。
カラダに「これが正解だ」と腑に落ちて
現実が愛に溢れて変わるまで。
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