杢幸世blog「この世は幻♡Brain Fantasy」

<<杢幸世(モクサチヨ):アーティスト&ARTY PARTY代表>>この世は幻◎それなら最高の物語を見よう♡音楽:アンビエント/ミニマル/ノイズ/フィールドレコーディング◎哲学/量子力学/心理学/スピリチュアル◎『Making money is art and working is art and good business is the best art.お金を稼ぐことは芸術。働くことも芸術。いいビジネスは最高の芸術』by Andy Warhol

◎始まりはいつも雨◎知らない森で、ウフレ。禊の。

私とロビンのジンクスの1つが

【雨が降る時は何かが始まる時】

 

 

最初はただロビンだけの話だったの。

彼の人生において雨の日とは

決まって何か「新しい流れが始まる」日だったそう。

私は「へー」くらいにしか聞いてなかったけど

仲良くなり、付き合うようになり、そばで見ていると

面白いくらいに雨が降った翌日〜数日後には

必ず彼の現実に大きな変化があった。

そして結婚してみると当然のように

より連動した私達の現実は一緒に動くことになった。

ちなみに入籍の日は

0:00過ぎる前くらいから雨が降ってきた笑

 

 

だから私とロビンにとって

【雨=新しい流れが始まる】ということ。

だから雨が降ってきたらニヤニヤする。

「あ、雨!神様からお手紙来たよ〜」

「また何か始まるのかな〜今度は何だろうね!」

と窓の外を見る。

雨が降るたびわくわくする。

それは悟空かルフィのように子供みたいな純粋さで

「また何か冒険が始まるぞ!♡」といった感覚。

 

 

「ねー、でもさー、今からの時期はずーっと雨だよ。梅雨だもん。この時期の雨にもジンクスは生きたままなの?毎日何か始まるってことなの?笑」

とロビンに梅雨について聞いてみたら笑われた。

「もちろん始まるよ。夏が始まるんだ。」

 

 

「そうか笑。眩しい季節がやってくるんだった笑」

と私達の「雨は始まる」ジンクスはやはり梅雨にも当てはまったのでした。

 

 

窓の外を見て雨に目を凝らしてみる。

同じ雨でも表情が毎回違う。

匂いが違うし、音が違う。

雨粒の強さが違い、

頼りない雨もいれば乱暴な雨もいる。

差した傘を抱きしめてくれるような雨もいれば

トントントン!と遊んで欲しいとせがむ子供のように囃し立てる雨もいる。

雨は生きていて、やっぱり神様からの手紙を届けてくれているんだろうな〜と感じる。

 

 

そしたまた雨は巡って空に帰って行くけど

「また今日の雨と違う顔で会う時、私はどうなっているんだろう」と想いを馳せたら

毎回少しだけの間、雨に触れたくなる。

雨の日は、雨との束の間の会話を楽しむ。

ウフレ

ウフレ

  • SL3004
  • エレクトロニック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 雨の日にはこの曲◎雨降れ=ウフレ。

当時両親の不仲で家の環境が悪く、

そんな現実から逃げたいけどもちろん逃げられない状況でした。

「私という体だけここに置き去りにして、

中身の私だけでももう逃げ出したい。

知らない森に逃げ出したい。

そしてそこで雨に降られたら、

私は清めてもらえるんじゃないだろうか。

悲しみも、

どこにぶつけたらいいかわからない怒りも、

涙も、

全部綺麗にしてくれるんじゃないだろうか。

そしたらまた私は元気になって

両親の架け橋になるため笑えるんじゃないだろうか。」

そんな風に考えて逃げ出したくて書いた曲。

 

 

エピソード的にはHAPPYな気持ちから生み出された曲ではないけれど

この曲を聴いて連れて行ってもらえる森は

未だにそっと雨を降らせてくれる。

「おかえり」とでも言うように聳え立つ

大きな木に挨拶したら優しい霧雨が包んでくれる。

雨降れ、禊の。

soundcloud.com

 

 

今週のお題「雨の日の楽しみ方」